みなさん、こんにちは!
「監督が怒ってはいけない大会」の吉武です。
昨日ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
楽しんでいただくこと、できましたでしょうか。
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スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #9
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昨日の大会の結果をご紹介させていただきます!
順位と勝敗は以下の通りです。
【U-10】
【U-9】
248scjとOSブルーとのみなさま、おめでとうございます!
続いて、各個人賞の受賞者のみなさまです。
■ スマイル賞
・選手部門 平澤 暁翔 選手
・監督部門 三谷 俊夫 さん
■ MVP
・U-10 近藤 朱仁 選手
・U- 9 小林 尚暉 選手
■ MIP
・堀河 瑛人 さん、岩下 隼也 さん、鈴木 朔和 さん
当大会では、スマイル賞を最も名誉ある賞としており、笑顔が素敵だった監督と選手各1名にお贈りしています。
みなみ野SCは、監督が戻ってきた後も選手だけでポジションや作戦を考えていたのが印象的なチームでした。
その中でも、みんなに声がけし、「振り返りやろうよ」などとリーダーシップを発揮していた平澤選手に贈らせていただきました。
監督賞は、個人参加の選手を受け入れてくれ、年少の選手も混じる中、ポジティブな声がけでチームをまとめていた三谷さんにお贈りさせていただきました。
個人参加選手の保護者様からも、「少し心配していたが、すぐに打ち解けていた」と感謝のメッセージをいただいております。
今回、MVPは優勝チームの監督さんに選んでいただきました。
近藤選手、小林選手、おめでとうございます!
MIPは”Most Impressive Player”の略で、印象的だった選手に贈られる賞です。
でも、今回は選手ではなく、小中学生ながら審判を務めてくれた3人にお贈りしました。
ボランティアを募集した際に、ひとりのお母様から「出場する子どもの兄も手伝いをしたいと言っているのですが、可能でしょうか」という連絡をいただいたのがきっかけでした。
3人とも見事なゲーム裁きだったと思います。
本当にありがとうございました!
~大会を終えて~
説明会では少し触れさせていただきましたが、私は、このニュースレターを読まれている多くの方と同じ、いち保護者です。
決して、これまでスポーツの仕事をしてきたわけでもなく、サッカーの指導者どころか、経験者でもありません。
でも、色々あって「日本のスポーツって何かおかしいんじゃないかな?」と感じて、去年25年勤めた会社を辞め、実質ボランティアでこうした活動をしています。
(一応会社を設立してあり、これがきちんとした仕事になればとは思っています。)
そのような中、ご縁に恵まれ、益子さんや北川さんと知り合うことができ、昨日の大会を主催させていただきました。
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各ご家庭から参加費をいただくこと、ニュースレターや事前説明会などに違和感を感じる方も多かったと思います。
当日も、至らない点が多くありました。
「Tシャツ、どのサイズで申し込んだっけ?」
「ボランティアOKしたけど、どうなったんだろう?」
「セミナー会場って、そんなに遠いの?」
「お昼はどちらで食べたらよいの?」
「試合スケジュールは会場に張り出されないの?」
昨日プログラムが進行していく中で、「しまった」と思いながら、そうしたみなさまの心の声を感じておりました。
予定していた「アフターマッチファンクション」も、実施できませんでした。
色々な不具合があり、大変申し訳ありませんでした。
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でも、全体としては何とか形になって、多くの子どもたちが笑顔で楽しんでくれたように感じていますが、いかがでしたでしょうか。
私にとって一番印象的だったのは、ノーコーチ・チャレンジでした。
最初はかなりのカオスでしたよね。
ある程度の混乱はむしろ狙いでもあったのですが、全試合消化できるのだろうかと、、
あの時、実はかなり焦っていました。
でも、後半は子どもたちが自ら状況を理解し、自分たちで考え、とても順調だったように思います。
あるチームは、次の試合時間の把握だけでなく、みんなで交代やポジションについて相談し、作戦を練っていました。
当初のちょっと不安げな様子は消え、みんなが生き生きしてすごくいい表情を浮かべていました。
ちなみに、セミナーから帰ってきたそのチームのコーチに「普段からあんなに任せているのですか?」と聞いたところ、
「いえ、普段は自分が決めて指示していますね…でも、任せると、こんなにできるんですね!」
と驚いたご様子でした。
たったの2時間で、あれだけの変化。
私も正直なところ、ここまでとは思っていませんでした。
でも、これが子どもたちの本来持っている能力なのではないでしょうか。
責任を与えれば、失敗しながらも学んでいく。
私自身、子どもたちの潜在能力を改めて実感し、学ばせてもらったように感じております。
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そして、最後に。
参加いただいたみなさま、協賛・協力いただいたみなさま、ボランティアに駆けつけてくれたみなさま、わざわざ視察・見学に来てくれたみなさま、本当にありがとうございました。