「監督が怒ってはいけない大会」~サッカー in 八王子~https://www.tsunagaru-league.com元バレーボール日本代表 益子直美の「監督が怒ってはいけない大会」 がサッカーになって東京へ上陸!Fri, 21 Feb 2025 10:26:11 +0000jahourly1https://www.tsunagaru-league.com/wp-content/uploads/2024/11/cropped-69809d30a3edb21eda3ac53f948627c6-32x32.jpg「監督が怒ってはいけない大会」~サッカー in 八王子~https://www.tsunagaru-league.com3232 #15 オーバーコーチングとは?https://www.tsunagaru-league.com/15-%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%bc%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/Tue, 21 Jan 2025 13:47:00 +0000https://www.tsunagaru-league.com/?p=1509

みなさん、こんにちは! 「監督が怒ってはいけない大会 ~サッカー in 八王子~」の吉武です。 最近、「オーバーコーチング」という言葉を耳にするようになりました。 このキーワード、ご存じでしょうか? ■――――――――― ... ]]>

みなさん、こんにちは!

「監督が怒ってはいけない大会 ~サッカー in 八王子~」の吉武です。

最近、「オーバーコーチング」という言葉を耳にするようになりました。

このキーワード、ご存じでしょうか?

■――――――――――――――――■
スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #15
■――――――――――――――――■

オーバーコーチングを一言でいうと、「過度な指導」「教えすぎ」でしょうか。

選手に指示を出しすぎて、自由な発想や判断を奪ってしまうことを指します。

「今のはシュートだろ!」
「左サイドが空いている、左にパスだ!」
「もっと左に広がれ!あと2メートル!」

よく試合で聞かれるコーチの声がけですよね。

もちろん、場合によって試合中の選手への指示は必要でしょう。

こうした声がけのすべてが悪いわけでもありません。

でも、最近では「過度な指示は、選手から主体性や自ら考える力を奪ってしまう」と言われるようになりました。

例えば、冒頭の「今のはシュートだろ!」の場面。

コーチはそう叫ぶのではなく、その選手がなぜパスを選択したのか、聞いてあげることも大切ではないでしょうか。

オーバーコーチング

プレーする中で、咄嗟にそんな風に考えていたのかもしれません。

確かに、小学生がここまで言語化するのはなかなか難しいでしょう。

しかし、「あのパスはどう考えて出したの?」という質問から、色々な会話が生まれるのではないでしょうか。

そうした会話は、自分の考えを言葉にしたり、さらに深く考えたりというトレーニングになるでしょう。

そして、大人が話を聞いてあげることで、選手のE-Tank*も満たされます。

コーチや親に自分の考えを話しても「怒られない」「聞いてもらえる」と思うことが、心理的安全性や自己肯定感につながるからです。

*E-Tankに関してはこちらから

Newletterサムネイル #7 ダブル・ゴール・コーチングとE-TANK

厄介なところは、監督の指示通りに動くと、ある程度は試合に勝ててしまうところ。

選手のポジショニングや動きを細かく指示することで、ミスを減らすことは可能です。

実際に、試合中に鬼の形相で怒鳴っているコーチを見かけることも多いのでは。

しかし、それは子どもたちを恐怖で支配して、目先の勝利を追っているだけ。

それで試合には勝てるかもしれませんが、子どもたちの考える力や主体性を奪い、長期的な人間的成長を阻害する可能性があるので、注意が必要です。

「監督が怒ってはいけない大会」に参加されるチームでは、そのような心配は少ないと思います。

でも、どこまでが適切なコーチングで、どこからがオーバーコーチングなのかとなると、その判断は難しいですよね。

まずは、「オーバーコーチング」という見方があることを知っておくだけでも、プラスだと思います。

最後に、このオーバーコーチングにも関係する1冊の本をご紹介したいと思います。

その名も「教えないスキル」。

スペインのビジャレアルでコーチとして活躍する佐伯夕利子さんの著書です。

スポーツや教育など、色々なところで話題になっています。

既に読まれたという方も多いのではないでしょうか。

指導者だけではなく、保護者の方にもオススメの一冊です。

教えないスキル
ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術

佐伯夕利子 著

小学館新書

https://www.shogakukan.co.jp/news/313672

]]>
#14 「ポジティブコーチングを考える会」とは?https://www.tsunagaru-league.com/14-2/Thu, 16 Jan 2025 22:36:00 +0000https://www.tsunagaru-league.com/?p=1499

みなさん、こんにちは!「監督が怒ってはいけない大会 ~サッカー in 八王子~」の吉武です。 本日は、オンライン・コミュニティとイベントのご紹介です。「Facebookグループ」って、ご存じ ... ]]>

みなさん、こんにちは!
「監督が怒ってはいけない大会 ~サッカー in 八王子~」の吉武です。

本日は、オンライン・コミュニティとイベントのご紹介です。
「Facebookグループ」って、ご存じでしょうか?

■――――――――――――――――■
スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #14
■――――――――――――――――■

「Facebookグループ」とは、Facebookが提供するオンライン・コミュニティのこと。

同じ興味・関心を持つ人たちが集まり、掲示板のように利用できる場です。

見た目も使い方も、普通のFacebookとほぼ同じ。

グループメンバーは誰でも投稿でき、コメントや「いいね」を付けて交流したり、コミュニティ内でイベントを企画することも可能です。

本日ご紹介するのは、「ポジティブコーチングを考える会」。

SCI*が運営するオンライン・コミュニティで、私が管理人をやっています。

↓ダブル・ゴール・コーチングに関するバックナンバーはこちらから

Newletterサムネイル #7 ダブル・ゴール・コーチングとE-TANK

↓「ポジティブコーチングを考える会」を見てみる

Facebookグループを使ったオンライン・コミュニティ「ポジティブコーチングを考える会」。

現在、指導者やスポーツをする子を持つ保護者を中心に、494名が参加しています。スポーツコーチングの他、子育てや教育のこと、イベントの紹介など、話題は様々。

誰でも入れますので、お気軽にご参加ください!

このコミュニティ、1年前に立ち上げて、現在メンバーは500名近く。

スポーツ・コーチングや子育てについて考えることを目的としており、指導者や保護者の方が参加されています。

投稿の内容は多岐にわたります。

コーチングや子育て・教育について、スポーツ界の時事ネタ、指導における悩み事やメンバーへの質問、イベントの告知などなど、日々盛り上がっています。

ここで、実際に投稿されたトピックの一部をご紹介します。

  • アビスパ福岡の金明輝監督就任はあり?なし?
  • サンフレッチェ広島の町田戦、タオル濡らしはあり?なし?
  • 「うちの子を試合に出してください」と監督に言うのはあり?なし?
  • ミニバスで3×3の試合を提案したら「3×3なんて遊びでしょ?」と言われた!
  • ピンチの局面での故意のプロフェッショナルファールはあり?なし?
  • 罰走はあり?なし?
  • 子どもの主体性って、どう育てるの?
  • サボっている選手がいたらどうする?
  • 試合に出すならどの選手? - 試合で活躍してくれそうなエースのA君 - 練習を休まず、いつも頑張っているB君 - 練習は休みがちで、あまり上手でもないC君

このコミュニティ、どなたでも無料で参加できます。

ぜひ一度のぞいてみてください!


また、色々なイベントも開催しています。

10月のオンラインイベントでは、育成で有名な池上正さんや、ドイツ在住のサッカーコーチ&ジャーナリストの中野吉之伴さんにも参加いただきました。

 8月に池上さん・中野さん企画の欧州研修ツアーに参加したのですが、2回にわたり報告会を行いました。

 1回目はオフラインで、ドイツビール文化セミナーも併せて行い、ドイツ料理&ビールによる懇親会も大いに盛り上がりました!

  2回目は、大阪の池上さん、ドイツの中野さん・新田さんを招いてのオンライン開催。
合わせて30名ほどの方が参加されました。

 実は、その欧州ツアーでF.C.RUIREの三澤さんと出会い、「監督が怒ってはいけない大会」を八王子で開催するに至るのですが、そのお話はまた別の機会に…

そして、1月25日(土)には、京王線の桜上水にてオフ会兼セミナーを開催します!

 \詳細はこちらから/

このメールをお読みの皆さまは、指導者・保護者に限らずどなたでも参加できます。

ぜひ、指導者・保護者のお仲間をお誘い合わせの上、お申し込みください!

ポジティブコーチングを考える会新年交流会アイキャッチ画像
]]>
「ポジティブコーチングを考える会」新年交流会https://www.tsunagaru-league.com/20250115_01/Wed, 15 Jan 2025 04:22:43 +0000https://www.tsunagaru-league.com/?p=1215

オンライン・コミュニティ「ポジティブコーチングを考える会」 オフ会企画 ・ 第3弾! 1月25日(土)に指導者・保護者向けの「新年交流会」を開催します! みんなで集まって、スポーツ指導のあり方や子育てについて語り合いませ ... ]]>

1月25日(土)に指導者・保護者向けの「新年交流会」を開催します!

みんなで集まって、スポーツ指導のあり方や子育てについて語り合いませんか?

今回は『Hamamatsu-play-park』を主宰する細野亜里砂さんを講師にお迎えします!

『Hamamatsu-play-park』は、浜松市で行われている、子どもたちが公園に集まり、サッカーなどで自由に遊ぶ活動です。

JFAグラスルーツ推進・賛同パートナーに認定され、JFAのカンファレンスや日本サッカー指導者協会(JFCA)のセミナーにも登壇されています。

↓ 参考
https://spoducation.jp/event/40889/

★前回のイベント(10月)

ドイツ・オランダのユースサッカーテーマ、8月に行われた欧州研修旅行の報告を中心に行いました
8月の研修旅行の様子、アヤックスの本拠地、ヨハンクライフアレナにて参加メンバーと
報告会後の懇親会、こちらのテーマはドイツ料理&ビール、ドイツビールのレクチャーもやりました

3児の母でもある細野さん。

お子さんの少年サッカーチームで感じた違和感をきっかけに、この活動を始めたそうです。

いくら頑張っても試合に出られないチームメイト、そしてコーチによる子どもたちへの強制的(矯正的)な声がけ。

母親として、「もっと上達させなくては」「相手に負けないプレーを身に付けさせなくては」と考える自分もいました。

その一方で、「スポーツって、もっと楽しいものではなかったっけ?」「子どもたちは、本当に楽しめているのかな?」

そんな葛藤を抱くようになったと言います。

そこから、どのような経緯でこうした活動を展開するようになったのか。

そんなお話を、参加者のみなさまとのグループワークを交えながら進めていきます。

後半では、主催者の吉武裕平が、スポーツ大国アメリカにおける子どものスポーツをテーマにお話します。

アメリカ駐在中、子どものサッカーチームに保護者として関わった経験をもとに、マルチスポーツとリーグ戦の仕組み、そして広く浸透するダブル・ゴール・コーチングについて解説します。

⚽🏀⚾

第2部では、参加者同士の交流ができればと思います。

軽食と、ドリンク(ビール・ワイン含)用意しておきます。

第3部がメインイベント(?)の懇親会兼新年会です。

用事があって昼の部に参加できないという方も、ぜひお越しください。

会場近くのキッチンスタジオを借りて開催します。

今回のテーマから、食事はアメリカ料理にしたいと思います。

お酒は各種多めに用意しておきますので、飲み放題な感じで行けると思います!

  • 日時: 2025 年 1 月 25 日(土)15:00~ *14:45受付開始
  • 場所: 東京都世田谷区桜上水(京王線桜上水駅徒歩3分)
  • タイムスケジュール
    ● 第1部 15:00~17:00 パネルディスカッション & グループワーク
      ① 15:00~ 公園サッカーが育むサッカーの価値
      ② 16:30~ アメリカのユーススポーツ
    ● 第2部 17:15~18:45 交流会(軽食・ビール他ドリンク付き)
    ● 第3部 19:00~21:00 懇親会

    ※各部ごとの参加や途中での退席も可能です。
  • 会費
    ● 第1・2部 2,000円  ※1・2部通しての参加費です。
    ● 第3部   4,000円

    ※現地にて現金またはPayPayでお支払いください。
  • お申し込み方法
    以下のGoogle Formからお申し込みください。
     https://forms.gle/KKDGyz8FobWacSVi6

★スペシャルゲスト★

細野 亜里砂(ほその ありさ)

「Hamamatsu-play-park」管理人。静岡県浜松市在住、本業は保育士、中1、小4、小2の3児の母でもある。2021年3月にJFAキッズリーダー(ALL)取得、2022年10月Hamamatsu-play-parkの活動をきっかけに、グラスルーツ賛同パートナーに認定され、講演なども行っている。高校野球好きが高じて、九州の⚾名門高校へ進学、マネージャーとして甲子園行きを果たす。

★ナビゲーター★

吉武 裕平(よしたけ ゆうへい)

会社員としてアメリカ駐在中、子どものサッカーチームに保護者として関わり、アメリカのユーススポーツのあり方に感銘を受ける。21年帰国も罵声飛び交う日本のスポーツに疑問を感じ、23年SCIに参加し「ダブル・ゴール・リーグ」を企画・設立、勢い余って会社を辞める。2児の父、スポーツ大好きで🏀🏐⚾⚽🎾⛷⛳ひと通りこなす。趣味は旅行。

]]>
#13 今年の目標は立てましたか?https://www.tsunagaru-league.com/newsletter013/Sat, 11 Jan 2025 07:47:00 +0000https://www.tsunagaru-league.com/?p=1208

みなさん、こんにちは!「監督が怒ってはいけない大会 ~サッカー in 八王子~」の吉武です。 2025年初のニュースレターです。本年も何卒よろしくお願いいたします。 さて、みなさまは今年の目 ... ]]>

みなさん、こんにちは!
「監督が怒ってはいけない大会 ~サッカー in 八王子~」の吉武です。

2025年初のニュースレターです。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

さて、みなさまは今年の目標は立てましたでしょうか?

■――――――――――――――――■
スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #13
■――――――――――――――――■

サッカーなどのスポーツでも、新年や新しい学年の始まる4月に目標を立てることが多いように思います。

でも、目標って、何のために立てるのでしょうか?

当たり前の答えではありますが、目標のある方が、より高い成功を収められるからですよね。

目標があることで、チームや個人の取り組みが明確になります。

成功するチームや自分を想像しやすくなり、モチベーションも上がります。

困難な状況でも、目標に向けて前向きに取り組むことができ、より上のレベルに到達しやすいわけです。

では、この「目標を立てる意義」、お子さんたちにきちんと伝えること、できていますでしょうか?

ちなみに、うちの子たちは、目標を立てるのが嫌いです…

小さい頃から意図もよく理解しないまま、「今年の目標は?」「今年はどうするの?」と私に繰り返し聞かれ、嫌になってしまったようです。

親に無理やりやらされ、嫌いになった典型的な例ですね。

今となっては、反省しきりです。

そうならないよう、目標を立てるときには、楽しい雰囲気で、コントロールしようとせずに、子どもの話に耳を傾けて、主体性を引き出すよう心がけることをお勧めします。

なかなか容易ではないと思いますが、意識するだけでも全然違ってくるのではないでしょうか。

そして、もうひとつ、目標を立てるときのコツを紹介したいと思います。

それは、「行動目標」を立てることです。

よく「市民大会で優勝する」「チームの得点王になる」という個人目標を立てる選手がいます。

もちろん、これは決して悪いことではありません。

でも、もっと強いチームがあれば優勝できませんし、ライバルが自分以上にゴールを決めたら得点王にはなれません。

目標を立てても、自分でコントロールできない部分が大きいので、いくら努力しても失敗してしまう可能性があるわけです。

大事なことは、優勝や得点王のために「何をするか?」です。

例えば、自分の強みがドリブルだったとして、それをより磨くために、「ダブルタッチの練習を毎日5分やる」ですとか。

逆に左足のキックが弱点だったら、克服するために「練習中に必ず3回は左足でシュートをする」などでしょうか。

こうした「行動目標」は、優勝や得点王がかなわなくても、努力すれば何かしらの成果が残りますから、成功体験を積み上げることができます。

優勝や得点王のような目標を「結果目標」と言いますが、「結果目標」と「行動目標」とセットで設定することが重要です。

内容は何でもよいと思います。

大事なのは、大人がサポートしながらも、子どもが自分で考えて自分で決めるということでしょう。

自ら決めた目標であれば、高いモチベーションを維持して続けられそうですよね。

その結果、小さな成功体験を積み重ね、サッカーがもっと好きになり、「もっとうまくなるためにはどうしたら良いか?」と自分で考え始めるのではないでしょうか。

逆に、たとえ3日坊主であっても、そんなに怒らないでくださいね。

行動目標を大人が細かく管理する必要もないと思います。

小学生におけるサッカーはあくまでレクリエーションですし、こうしたアプローチが合わない子もいるでしょう。

「今年はこれを頑張る!」
「こんな練習はどうだろう?」
「ここはちょっと苦手だけど、これが得意で武器だよね」

こんなふうに、選手が大人と話をして、サッカーについてあれこれ考えること自体が、子どもの心の成長につながる素晴らしいことなのだと思います。

]]>
#12 ライフスキルとは?https://www.tsunagaru-league.com/%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84%e3%82%92%e9%80%9a%e3%81%98%e3%81%9f%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%ae%e6%88%90%e9%95%b7%e3%82%92%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ae%e3%83%8b/Sat, 28 Dec 2024 03:41:00 +0000https://www.tsunagaru-league.com/?p=1200

みなさん、こんにちは! 「監督が怒ってはいけない大会 ~サッカー in 八王子~」の吉武です。 大会当日、益子直美さんの「アンガーマネジメント・セミナー」に続いて、Athlete  ... ]]>

みなさん、こんにちは!

「監督が怒ってはいけない大会 ~サッカー in 八王子~」の吉武です。

大会当日、益子直美さんの「アンガーマネジメント・セミナー」に続いて、Athlete Academyの渡邊紗恵子さんによる「ライフスキル・セミナー」が行われました。

今回はその「ライフスキル」をテーマに、改めてお届けしたいと思います!

■――――――――――――――――■
スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #12
■――――――――――――――――■

★ライフスキルとは?

ライフスキルとは、その言葉の通り「生活の能力」。

もう少しかみ砕くと、「普段生活していると、トラブル含めて色々起きるけど、それらにうまく対応できて、前向きにハッピーに生きていける能力」という感じです。

国連の世界保健機構(WHO)は、ライフスキルを以下の5項目10種類に分類しています。

1. 意思決定 ・ 問題解決の思考
2. 創造的思考 ・ 批判的思考
3. コミュニケーション ・ 対人関係スキル
4. 自己認識 ・ 共感性
5. 情動への対処 ・ ストレスへの対処

1990年代後半、子どもの虐待や家庭内暴力、喫煙・アルコール・薬物、エイズや思春期の妊娠などの社会問題を議論する中で、「教育はこういうあるべき」として、このライフスキルが提唱されたのです。

それから四半世紀が経過しましたが、今でもとても大事なスキルですよね。

テクノロジーの発展や気候・社会情勢の変化で、未来の予測が困難な今の時代、このライフスキルの重要性がさらに高まっています。

★サッカーが育むライフスキル

このライフスキル、サッカーでもものすごく必要なスキルではないでしょうか?

サッカーの試合を想像してみてください。

ピッチの中には、この10個のスキルが凝縮されています。

また、日々の練習でも、コーチやチームメイトと話し合い、目標を定め、メニューを考え、

目的意識を持って取り組むことで、このライフスキルはいかんなく発揮されます。

そうなんです。

スポーツは、ライフスキルを伸ばすのに、ものすごく有効なのです。

★ポジティブコーチングの重要性

でも、もし監督やコーチが、昔ながらの威圧的な指導方法をとっていたらどうでしょうか?

選手たちは、恐怖におびえながらも指示に従い、厳しい練習にも耐えるでしょう。

その結果、体力・走力がつき、ボールの扱いもうまくなって、試合に勝てるようになるかもしれません。

しかし、ライフスキルは伸びるでしょうか?

余計なことを言うとコーチに怒られますから、受け身になり、

意思決定・問題解決・創造的思考・批判的思考といった能力は育ちません。

ごく一部の対人関係スキルやストレスへの対処は伸びるかもしれませんが…

それは、本来望む形の成長ではないですよね。

これが、肯定的な声がけを行う「ポイティブコーチング」が重要である理由です。

「怒らなければ上達しない」「心を鍛えるために厳しさは必要」と考える方もまだ多いと思います。

それを全否定するつもりはありませんが、心理学や教育学などに基づいた科学的な視点を持ち、

子どもたちの人間的成長をサポートすることが、今後より重要になるのではないでしょうか。

引きつづき、月に何回か、スポーツコーチングに関連する情報をお届けしたいと思います。

お楽しみに!

【参考】 

1-1) 意思決定:生活の中で建設的に決断する能力。

1-2) 問題解決:生活の中で起こる問題を建設的に解決する能力。

2-1) 創造的思考:意思決定と問題解決をどのように実行するのか、行動や代替案を考える能力。

2-2) 批判的思考:情報を分析し、客観的に判断する能力。

3-1) コミュニケーション:自分の気持ちを言語や非言語で表現する能力。

3-2) 対人関係:ポジティブな人間関係を構築する能力。

4-1) 自己認識:自分自身の性格、長所・短所、願望や望まないことを認識する能力。

4-2) 共感性:他者の生活や気持ち、自分の行動によって他者がどのように思うかなどを想像する能力。

5-1) 情動への対処:自分や他者の感情がどのように行動に影響するかを認識し、適切に感情に応えられる能力。

5-2) ストレスへの対応:日常生活のストレスを認識し、それがどのように自分に影響するのか、コントロールする能力。

]]>
#11 アンガーマネジメントとは?https://www.tsunagaru-league.com/newsletter011/Wed, 18 Dec 2024 08:45:00 +0000https://www.tsunagaru-league.com/?p=1194

みなさん、こんにちは! 「監督が怒ってはいけない大会」の吉武です。 12/1の大会は終了しましたが、引きつづき、コーチングやペアレンティング情報を発信していきたいと思います! 今回は、「アンガーマネジメント」について、お ... ]]>

みなさん、こんにちは!

「監督が怒ってはいけない大会」の吉武です。

12/1の大会は終了しましたが、引きつづき、コーチングやペアレンティング情報を発信していきたいと思います!

今回は、「アンガーマネジメント」について、お送りします。

スポーツに限らず、日常生活でも役に立つ知識&スキルです。

ぜひ、ご一読ください!

■――――――――――――――――■
スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #11
■――――――――――――――――■

大会当日、益子直美さんによる「アンガーマネジメント・セミナー」が開催されました。

参加できなかった方のためにも、概要をお伝えしていきます!

アンガー(Anger)は、英語で「怒り」。

マネジメント(Management)は日本語でも良く使いますが、ここでは「うまく対処すること」という訳が適切でしょうか。

つまり、「怒りの感情とどう上手につきあうか」という意味合いです。

このアンガーマネジメント、1970年代に心理学や脳科学をもとに、アメリカで開発されました。

当初は、DV加害者など、犯罪者のための矯正プログラムだったそうです。

それが、「普通の人にも超使える!」となり、今では企業研修などでも活用されています。

アンガーマネジメントと言うと、「怒らないようにする方法」と思われがち。

先日の大会名も「怒ってはいけない」ですしね…

でも、「怒り」は全ての人が持つ自然な感情です。

どんな人でも、怒りの感情をなくすことはできません。

アンガーマネジメントでは、「怒り」の感情とうまくつきあっていくことを目指しています。

何かに腹がたったとき、感情まかせにきつい言葉を放ってしまい、後悔したことはありませんか?

中には「モノに当たって壊してしまった」「つい手が出てしまった」という方もいるかもしれません。

そうなると、むしろ事態が悪化したり、人間関係にひびが入ったりしてしまいますよね。

でも、アンガーマネジメントを知ると、そんな過度の怒りをうまくコントロールできるようになります。

つまり、無駄に怒ることを減らし、必要な場面では適切に怒りを伝えられるのです。

親・指導者・上司としてはもちろん、日常でも活用でき、自分の生活の質を上げることが可能です。

ここでは、怒りを鎮める代表的な方法を2つご紹介します。

【1】6秒ルール

怒りの感情が湧いたときに、6秒間だけその気持ちを表現しないようにするテクニックです。

怒りのピークは長くても6秒程度と言われます。

つまり、この6秒間を乗り切れば、衝動的な行動を抑えられるのです。

腹が立ったら、このルールを思い出し、心の中でゆっくり1から6まで数えましょう。

そうすれば、怒りの感情は少し収まり、理性的な対応ができるはず。

【2】怒りが生まれるメカニズムを知る

怒りの発生のメカニズムのひとつが、期待と現実のギャップです。

これをライターに例えたのが下の図です。

ライターのガスは心の中のネガティブな感情。

それに「~であるはず」「~であるべき」という自分の期待や願望、価値観が着火のトリガーとなって、怒りという炎が生まれるというわけです。

この「ネガティブ感情」と「~べき」を減らすことで、怒りの炎を小さくすることが可能です。

「ネガティブ感情」を減らすのは、すぐには難しい気がします。

個人的には「~べき」を減らす方が簡単かなと思うのですが、いかがでしょうか。

自分の理想や価値観を捨てる必要は全くありませんが、他人にも「~べき」を押し付けない意識を持つことで、怒りの感情は軽減することが可能です。

これは、多様性を尊重し、相手の価値観を受け入れる寛大さにもつながりますよね。

また、こうしたメカニズムを知っているだけでも、自分の感情を客観的に見ることができ、自然と強い怒りを感じなくなるのではないでしょうか。

この「アンガーマネジメント」の講座を開催している団体として「日本アンガーマネジメント協会」が知られています。

もしよかったら、ウェブサイトのぞいてみてください。

]]>
#10 アンケート結果(監督が怒ってはいけない大会)https://www.tsunagaru-league.com/newsletter010/Tue, 10 Dec 2024 08:45:00 +0000https://www.tsunagaru-league.com/?p=1176

みなさん、こんにちは! 「監督が怒ってはいけない大会」の吉武です。 先週末にてアンケートを締め切らせていただきました。 本日は、その結果をお知らせしたいと思います! ■――――――――――――――――■スポーツを通じた子 ... ]]>

みなさん、こんにちは!

「監督が怒ってはいけない大会」の吉武です。

先週末にてアンケートを締め切らせていただきました。

本日は、その結果をお知らせしたいと思います!

■――――――――――――――――■
スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #10
■――――――――――――――――■

全体で32件の回答をいただきました。

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

総じて、非常に良い評価をいただくことができたように思います。

イベント全体としては、「とても良い」が78%、「まあ良い」が16%という結果でした。

プログラム別ですと、特に午前のレクリエーションと益子さんの両セミナーが好評でした。

また、「全員同等のプレーイングタイム」というルールも高い評価となっています。

逆に、低評価だったのは「参加費」。

「とても良い」が19%、「まあ良い」が47%と、過半を占めるものの、他の項目に比べて低い結果に。

通常の大会は無料ですから、それと比べると、こうなるのはやむなしです。

外食や映画など、週末の1日を家族で過ごす際の「価値 vs コスト」で見ていただければ幸いです。

また、これでも利益が出るわけではないので、地域の競技団体や企業の協賛がもらえるよう、努力していきたいと思います。

ここからは、寄せられたご意見を紹介していきますね。

■良かった点

内容としては、ノーコーチ・チャレンジに関する記述が多く見られました。

記述式ですと、短めの回答が多くなりますが、多くの長文&熱量高めのメッセージをいただきました!

ここで紹介できるのはごく一部、他にも多くの応援メッセージが届きました。

本当にありがとうございます!

+++++

・子どもたちだけで戦術を考え、思った通りに行かないことが多かったけど、振り返りをして次に活かすようがんばっていました。監督がいたら自分で考えることは無かったかもしれません。子どもたちの成長に繋がったと思います。

・子供主体でゲームを進めるため、改めてサッカーの楽しさを見出せた。

・アンガーマネジメントはとても参考になりました。コーチも子育ても同じですね。

・選手が主体的に出来る環境作りは良かったと思います。ボールを使わないレクリエーションによって個人参加の息子も打ち解けやすかったと思います。 一転して、サッカークリニックはレベルの違う子供達がたくさん集まってるのに、みんなが超真剣に集中して取り組んでいたので内容的にも非常に良かった思いました。

・活動されている皆様の熱意が感じ取れあっという間の1日でした!益子さんのブランド力はどうしても引きつける要素でもあると感じましたが、アンガーマネジメントのきっかけを作って頂ける良い機会だと思います。皆様の事前準備や子供達、保護者、監督コーチに対するお声がけも素晴らしいと思います。妻と私が参加させて頂きましたが、本当に子育てに対しての考え方も変わります。是非、次回開催されるタイミングでは他のお友達にもお声がけしたいと思います。

・益子さんのアンガーマネジメントセミナーを受講させて頂きましたが、保護者としても、自分自身の生活のためにもなるお話ばかりで本当に貴重な時間となりました。特に、厳しくすること、と怒ることの違いについては目からウロコでした。その点についてこれから意識して子どもと接していきたいなと思うと同時に、アンガーマネジメントについて子育ての為にももっと学んでいきたい!と思いました。

・運営のみなさんが、子供たちに寄り添った話し方をしていて、温かい雰囲気でした。滑川は、3人個人参加の子が入りましたが、サッカーを通してすぐに仲良くなっていました。最後は、チームとしての一体感がありました。また、コーチがいない時間もよかったです。大人が近くにいると、子供は大人を頼っちゃいますもんね。いなかったので、自分たちでやるしかなかったです。それがよかったと思いました。●●(お子さんのお名前)は、いつもより積極的に、みんなをまとめようと自分から話していました。成長を感じました。

・以前からこの大会について存じていましたが想像以上に楽しい大会でした。また益子さんの思いがほんとによく伝わりました。

この大会のようなフェスティバルスタイルのイベントは個人的には興味があってもっと広まってほしいと思っています。色々な招待大会に参加してきましたが、ここまで楽しむことに振り切った大会は初めて経験しました。

だいたいこのような企画をするとグダグダになるのもです。私たちもクラブリクレーションでリレーやりますが結構グダグダになります。ところが上手くポイントおさえているので多少のトラブルがあっても立て直し、やり切ってしまう。素晴らしいと思いました。

セミナーの内容も素晴らしく感動しました。

確かに他チームには怒っている監督を見かけますが、益子さんはその人たちを排除したい訳ではないのですね。そのことが良く分かりました。確かに選手が楽しんで勝利を目指しそして目標を達成できたら最高ですし、私たち指導者はその理想を目指すべきですね。

・子供だけ参加させて頂いたのですが、自宅近くのバスから降りた瞬間から目を輝かせて、今までで1番楽しいサッカーだった!みんなで考えて真剣に、楽しくサッカー出来た!と言っていました!素敵な経験をありがとうございました。

■改善すべき点

お昼前後の段取りについてのご指摘を多くいただきました。

本当にその通りだと思います。

他のご意見についても、次回改善し、より良い運営ができるようにしていきたいと思います。

+++++

・全体的に長い。進行含めてコンパクトにして欲しい。

・審判の割振りが上手くいっていなかった時があった。

・事前のニュースレターが多すぎて読みきれなかった。

・サッカークリニック後に試合開始時間のアナウンスがあると良かったです。予定時間になっても試合する気配がなかったので。

・変更後のスケジュールのリンクが開かなかったので、ご確認いただければと思います。

・タイムスケジュール、子供のお昼時間と親のセミナーが重なっていたので、せっかくのお弁当を親子で食べられなかったので、一緒にとれる時間があるとよかった。

・セミナーをより多くの保護者に聞いてもらえるとよかった

・会場近くの駐車場がもう少しあればと感じました。また、イベント内容を考えると、それ相当、あるいは安い参加費ではあるとは思いますが、現状、チームで用意できる金額からすると高いという印象です。

・受付の段取り、昼食の取り方など、イベントの中身以外の部分をもう少し詰めていけるといいと思います

・場所と駐車場がもう少し便利であれば良かったと思いました。

監督コーチのアンガーマネージメントだけでなく、子供同士でも言葉の強い子や、サッカーの上手い子の言葉が優先されてしまうため、子供へのそのような内容の話しもしてもらえるといいかと思いました。

・ノーコーチチャレンジは子供たちに事前説明・流れを説明しておく、段取りがもう少し取れていたらよかったのかなと思いました。始まりがバタバタしていた感じでした。

みなさま、ご協力ありがとうございました。

今後の運営に活かしていきたいと思います。

]]>
#9 大会レポートhttps://www.tsunagaru-league.com/newsletter009/Mon, 02 Dec 2024 11:22:00 +0000https://www.tsunagaru-league.com/?p=1163

みなさん、こんにちは! 「監督が怒ってはいけない大会」の吉武です。 昨日ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。 楽しんでいただくこと、できましたでしょうか。 ■――――――――――――――――■スポーツ ... ]]>

みなさん、こんにちは!

「監督が怒ってはいけない大会」の吉武です。

昨日ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

楽しんでいただくこと、できましたでしょうか。

■――――――――――――――――■
スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #9
■――――――――――――――――■

昨日の大会の結果をご紹介させていただきます!

順位と勝敗は以下の通りです。

【U-10】

U-10順位表
<U-10 順位表>
U-10 勝敗表
<U-10 勝敗表>

【U-9】

U-9 順位表
<U-9 順位表>
U-9 勝敗表
<U-9 勝敗表>

248scjとOSブルーとのみなさま、おめでとうございます!

続いて、各個人賞の受賞者のみなさまです。

■ スマイル賞

・選手部門 平澤 暁翔 選手

・監督部門 三谷 俊夫 さん

■ MVP

・U-10 近藤 朱仁 選手

・U-  9 小林 尚暉 選手

■ MIP

・堀河 瑛人 さん、岩下 隼也 さん、鈴木 朔和 さん

当大会では、スマイル賞を最も名誉ある賞としており、笑顔が素敵だった監督と選手各1名にお贈りしています。

みなみ野SCは、監督が戻ってきた後も選手だけでポジションや作戦を考えていたのが印象的なチームでした。

その中でも、みんなに声がけし、「振り返りやろうよ」などとリーダーシップを発揮していた平澤選手に贈らせていただきました。

監督賞は、個人参加の選手を受け入れてくれ、年少の選手も混じる中、ポジティブな声がけでチームをまとめていた三谷さんにお贈りさせていただきました。

個人参加選手の保護者様からも、「少し心配していたが、すぐに打ち解けていた」と感謝のメッセージをいただいております。

今回、MVPは優勝チームの監督さんに選んでいただきました。

近藤選手、小林選手、おめでとうございます!

MIPは”Most Impressive Player”の略で、印象的だった選手に贈られる賞です。

でも、今回は選手ではなく、小中学生ながら審判を務めてくれた3人にお贈りしました。

ボランティアを募集した際に、ひとりのお母様から「出場する子どもの兄も手伝いをしたいと言っているのですが、可能でしょうか」という連絡をいただいたのがきっかけでした。

3人とも見事なゲーム裁きだったと思います。

本当にありがとうございました!

スポーツマンシップセミナー
チーム対抗リレー
チーム対抗リレー
フリーキックコンテスト
フリーキックコンテスト
アンガーマネジメントセミナー
アンガーマネジメントセミナー
MIP受賞の3人
スマイル賞・MVP受賞者

~大会を終えて~

説明会では少し触れさせていただきましたが、私は、このニュースレターを読まれている多くの方と同じ、いち保護者です。

決して、これまでスポーツの仕事をしてきたわけでもなく、サッカーの指導者どころか、経験者でもありません。

でも、色々あって「日本のスポーツって何かおかしいんじゃないかな?」と感じて、去年25年勤めた会社を辞め、実質ボランティアでこうした活動をしています。

そのような中、ご縁に恵まれ、益子さんや北川さんと知り合うことができ、昨日の大会を主催させていただきました。

+++

各ご家庭から参加費をいただくこと、ニュースレターや事前説明会などに違和感を感じる方も多かったと思います。

当日も、至らない点が多くありました。

「Tシャツ、どのサイズで申し込んだっけ?」

「ボランティアOKしたけど、どうなったんだろう?」

「セミナー会場って、そんなに遠いの?」

「お昼はどちらで食べたらよいの?」

「試合スケジュールは会場に張り出されないの?」

昨日プログラムが進行していく中で、「しまった」と思いながら、そうしたみなさまの心の声を感じておりました。

予定していた「アフターマッチファンクション」も、実施できませんでした。

色々な不具合があり、大変申し訳ありませんでした。

+++

でも、全体としては何とか形になって、多くの子どもたちが笑顔で楽しんでくれたように感じていますが、いかがでしたでしょうか。

私にとって一番印象的だったのは、ノーコーチ・チャレンジでした。

最初はかなりのカオスでしたよね。

ある程度の混乱はむしろ狙いでもあったのですが、全試合消化できるのだろうかと、、

あの時、実はかなり焦っていました。

でも、後半は子どもたちが自ら状況を理解し、自分たちで考え、とても順調だったように思います。

あるチームは、次の試合時間の把握だけでなく、みんなで交代やポジションについて相談し、作戦を練っていました。

当初のちょっと不安げな様子は消え、みんなが生き生きしてすごくいい表情を浮かべていました。

ちなみに、セミナーから帰ってきたそのチームのコーチに「普段からあんなに任せているのですか?」と聞いたところ、

「いえ、普段は自分が決めて指示していますね…でも、任せると、こんなにできるんですね!」

と驚いたご様子でした。

たったの2時間で、あれだけの変化。

私も正直なところ、ここまでとは思っていませんでした。

でも、これが子どもたちの本来持っている能力なのではないでしょうか。

責任を与えれば、失敗しながらも学んでいく。

私自身、子どもたちの潜在能力を改めて実感し、学ばせてもらったように感じております。

+++

そして、最後に。

参加いただいたみなさま、協賛・協力いただいたみなさま、ボランティアに駆けつけてくれたみなさま、わざわざ視察・見学に来てくれたみなさま、本当にありがとうございました。

]]>
#8 「監督が怒ってはいけない大会がやってきた」https://www.tsunagaru-league.com/newsletter008/Sat, 30 Nov 2024 11:10:00 +0000https://www.tsunagaru-league.com/?p=1161

みなさん、こんにちは! 「監督が怒ってはいけない大会」の吉武です。 いよいよ明日となりました。 良い睡眠をとって、万全の体調でお越しください! さて、本日は、本のご紹介です! ■――――――――――――――――■スポーツ ... ]]>

みなさん、こんにちは!

「監督が怒ってはいけない大会」の吉武です。

いよいよ明日となりました。

良い睡眠をとって、万全の体調でお越しください!

さて、本日は、本のご紹介です!

■――――――――――――――――■
スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #8
■――――――――――――――――■

「監督が怒ってはいけない大会」が本になったの、ご存じでしょうか?

その名も『監督が怒ってはいけない大会がやってきた』。

今年の3月、方丈社より出版されました。

この大会がどうやって始まったか、どんな思いが込められているか、そしてこの大会のこれからが書かれています。

256ページと、それなりの厚さがありますが、軽快なタッチの読みやすい文章で書かれ、2時間もあれば終えられます。

数多くの写真からは、楽しい雰囲気が伝わってきます。

でも、ところどころ、益子さんたちの熱い気持ちや願いが伝わってきて、思わず胸がグッとなる場面も。

『監督が怒ってはいけない大会がやってきた』の本
株式会社方丈社ロゴ

一般社団法人 監督が怒ってはいけない大会
(益子直美 北川美陽子 北川新二)  著
四六判並製 256頁
定価:1,600円+税
ISBN:978-4-910818-12-2

先日、編集長の小村琢磨さんにお話をおうかがいすることができました。

──なぜ、この大会を本にされようと思ったのですか?

「初めは、ネットニュースか何かで見たんです。名前が面白いな、と思いまして。それですぐに事務局の北川さんにメールをして、『本にしたい』って伝えたんです。」

──最初からですか?

「そうですね。で、『じゃあ、Zoomでもやりましょうか』って言われたんですけど、『いいえ、福岡まで会いに行きます』って。」

──これも、最初からですか?(笑)

「はい。北川さんは嫌な顔ひとつせず会ってくれて。それでまた、話がとても面白い。ユニークですし、それでいて熱くてまっすぐ。これは本にするしかないと。」

「そこから1年くらい、『監督が怒ってはいけない大会』を取材して、益子さんや北川さんご夫妻に話を聞いたりしました。そこで、色々なドラマというか、印象的なシーンを見ましてね。普段ものすごく怒っていて不機嫌そうな監督が、アンガーマネジメントセミナーで最前列に座って熱心に話に聞き入っていたりとか。その方にお話を聞きましたが、怒って指導している監督でも、子どものために熱心なのは、その通りなんですよね。でも何か思うところはあって、やっぱり、変わらなきゃとは感じていらっしゃる。」

「他にも、自分の子どもが理不尽な指導が原因で、大好きだったバレーを辞めてしまって。でも、その子のために、自分で新たにバレーボールチームを作って、地元で『監督が怒ってはいけない大会』まで開催しちゃったお父さんの話だとか。」

──本にする際には、どのような点を大事にしましたか?

「理屈っぽくならない、問題提起や教えっぽくならないことです。」

──このニュースレターと逆ですね(笑)

「だって、もうあの大会の場が、幸せいっぱいな雰囲気に包まれている。子どもたちも、大人たちも、楽しそうな笑顔で溢れている。それをそのまま、読者に伝えるにはどうすればよいかと考えました。自分もその会場にいて、一緒にニコニコしているような、あるいは、外からちょっとのぞいてみたくなるような。そんな本にしたかったですね。」

「だから、写真にもこだわりました。ものすごくたくさんの写真があったんですけど、みんなで『これがいい、いや、こっちの笑顔の方がいい』って、かなりの時間をかけて選びました。」

+++++

明日は、小村さんも北川さんも、会場にいらっしゃいます。

そして、この本の販売もあります!

購入者には、益子さんがサインしてくれるそうなので、ぜひ明日、会場でお手に取ってみてください!

]]>
#7 ダブル・ゴール・コーチングとE-TANKhttps://www.tsunagaru-league.com/newsletter007/Fri, 29 Nov 2024 02:09:00 +0000https://www.tsunagaru-league.com/?p=1157

みなさん、こんにちは! 「監督が怒ってはいけない大会」の吉武です。 今日のテーマは「子どものモチベーション」についてです。 お子さんのやる気スイッチを見つけるのに苦労していませんか? ■――――――――――――――――■ ... ]]>

みなさん、こんにちは!

「監督が怒ってはいけない大会」の吉武です。

今日のテーマは「子どものモチベーション」についてです。

お子さんのやる気スイッチを見つけるのに苦労していませんか?

■――――――――――――――――■
スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #7
■――――――――――――――――■

昨日は、「怒ってはいけない」話をしました。

「じゃあ、怒らないで、どうすればよいの?」と思った方も多いのではないでしょうか。

今日ご紹介したいのは、スタンフォード大学発祥の、アメリカで普及する「ダブル・ゴール・コーチング」です。

勝利至上主義を否定し、「怒り」を使わずに、前向きな声掛けを行う指導法は広く「ポジティブコーチング」と呼ばれます。

そのひとつですが、「勝利」と「人間的成長」の両方を追い求めることから、「ダブル・ゴール・コーチング」と名付けられました。

このメソッドでは、選手の心の中にある「感情のタンク」をイメージするのが良いとしています。

英語でEmotional Tank、略して「E-Tank」と呼んでいます。

この「E-Tank」が満たされていると、活力・自信・意欲が高く、実力を十分に発揮できます。

練習に集中し、コーチの言うことを受け入れ、主体的に取り組める状態です。

逆に、このE-Tankが枯渇すると、イライラし、自信やモチベーションが低く、本来の力が出せなくなります。

E-Tank

では、どうすれば、このE-Tankを満たすことができるのでしょうか?

その方法として、「褒める」「認める」「話を聞く」「感謝を伝える」などが挙げられます。

また、言葉でなくても、コーチも一緒に楽しむ、笑顔やポジティブなジェスチャーで接する、などの非言語的な方法でも、E-Tankを満たすことは可能です。

そして、褒めるのにもコツがあります。

「いいね」「すごい」と言うばかりで、表面的だとあまり効果はありません。

時に嘘っぽく響いてしまい、逆効果になることがあるので、気をつけましょう。

ポイントは、良いプレーや姿勢に気づいて、具体的に褒めること。

「ナイスゴール!よくゴール前につめていた。練習でも意識していることが、得点につながったな!」

「ナイスセンタリング!よくワイドに開いていたし、うまくスペースを使えていたな。しかも左足じゃないか!逆足いつも練習していたもんな!」

こんな具合です。

モチベーション

逆に、「怒る」「叱る」「指摘する」「教える」「横柄な態度」「ネガティブな表情」は、E-Tankを枯渇させてしまいます。

「え、教えることも?」と思いませんでしたか?

そうなんです。

コーチ(あるいは親)との関係性にもよりますが、「教える」ということだけでも、E-Tankは減ってしまいます。

「怒る」と減り幅は大きい、「教える」はちょっとだけ減る、というイメージです。

ここで言いたいのは、「教えるな」ということではありません。

指導者ですから、当然、アドバイスは必要です。

大事なのは、子どもたちの様子や表情をよく観察し、E-Tankの具合を見極めて、「満たす」「減らす」のバランスをとることです。

E-Tankのレベルが低いときは、いくら教えても、選手は心の中では聞き流している可能性が高いというわけです。

+++++

さて、みなさまの日常の指導方法、この「満たす」「減らす」の比率はどれくらいですか?

「ダブル・ゴール・コーチング」では、この満たす・減らすのベストバランスを「5:1」としています。

ですが、これは、かなり難しいことなのではないでしょうか。

事実、アメリカの指導者も難しいと言っています。

ことさら日本では、文化・習慣が違いますから、より困難でしょう。

普段、「怒ってばかりいるなあ」という指導者の方は、まずは「1:1」を目指して、だんだん「満たす」方を増やしていってみてはいかがでしょうか。

]]>