#8 「監督が怒ってはいけない大会がやってきた」

Newletterサムネイル

みなさん、こんにちは!

「監督が怒ってはいけない大会」の吉武です。

いよいよ明日となりました。

良い睡眠をとって、万全の体調でお越しください!

さて、本日は、本のご紹介です!

■――――――――――――――――■
スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #8
■――――――――――――――――■

「監督が怒ってはいけない大会」が本になったの、ご存じでしょうか?

その名も『監督が怒ってはいけない大会がやってきた』。

今年の3月、方丈社より出版されました。

この大会がどうやって始まったか、どんな思いが込められているか、そしてこの大会のこれからが書かれています。

256ページと、それなりの厚さがありますが、軽快なタッチの読みやすい文章で書かれ、2時間もあれば終えられます。

数多くの写真からは、楽しい雰囲気が伝わってきます。

でも、ところどころ、益子さんたちの熱い気持ちや願いが伝わってきて、思わず胸がグッとなる場面も。

『監督が怒ってはいけない大会がやってきた』の本
株式会社方丈社ロゴ

一般社団法人 監督が怒ってはいけない大会
(益子直美 北川美陽子 北川新二)  著
四六判並製 256頁
定価:1,600円+税
ISBN:978-4-910818-12-2

先日、編集長の小村琢磨さんにお話をおうかがいすることができました。

──なぜ、この大会を本にされようと思ったのですか?

「初めは、ネットニュースか何かで見たんです。名前が面白いな、と思いまして。それですぐに事務局の北川さんにメールをして、『本にしたい』って伝えたんです。」

──最初からですか?

「そうですね。で、『じゃあ、Zoomでもやりましょうか』って言われたんですけど、『いいえ、福岡まで会いに行きます』って。」

──これも、最初からですか?(笑)

「はい。北川さんは嫌な顔ひとつせず会ってくれて。それでまた、話がとても面白い。ユニークですし、それでいて熱くてまっすぐ。これは本にするしかないと。」

「そこから1年くらい、『監督が怒ってはいけない大会』を取材して、益子さんや北川さんご夫妻に話を聞いたりしました。そこで、色々なドラマというか、印象的なシーンを見ましてね。普段ものすごく怒っていて不機嫌そうな監督が、アンガーマネジメントセミナーで最前列に座って熱心に話に聞き入っていたりとか。その方にお話を聞きましたが、怒って指導している監督でも、子どものために熱心なのは、その通りなんですよね。でも何か思うところはあって、やっぱり、変わらなきゃとは感じていらっしゃる。」

「他にも、自分の子どもが理不尽な指導が原因で、大好きだったバレーを辞めてしまって。でも、その子のために、自分で新たにバレーボールチームを作って、地元で『監督が怒ってはいけない大会』まで開催しちゃったお父さんの話だとか。」

──本にする際には、どのような点を大事にしましたか?

「理屈っぽくならない、問題提起や教えっぽくならないことです。」

──このニュースレターと逆ですね(笑)

「だって、もうあの大会の場が、幸せいっぱいな雰囲気に包まれている。子どもたちも、大人たちも、楽しそうな笑顔で溢れている。それをそのまま、読者に伝えるにはどうすればよいかと考えました。自分もその会場にいて、一緒にニコニコしているような、あるいは、外からちょっとのぞいてみたくなるような。そんな本にしたかったですね。」

「だから、写真にもこだわりました。ものすごくたくさんの写真があったんですけど、みんなで『これがいい、いや、こっちの笑顔の方がいい』って、かなりの時間をかけて選びました。」

+++++

明日は、小村さんも北川さんも、会場にいらっしゃいます。

そして、この本の販売もあります!

購入者には、益子さんがサインしてくれるそうなので、ぜひ明日、会場でお手に取ってみてください!